あ
アーニングサプライズ | Earnings Surpriseの略。企業が出した新たな経営情報(決算予想や新商品開発、業務提携等)に対して、株価が反応すること。
その中でも株価上昇要因になるものをポジティブサプライズ、株価下落要因になるものをネガティブサプライズと呼びます。 |
---|---|
アービトラージ | 理論値と現実に取引されている値の乖離を利用した取引。 |
アイザーウェイ | マーケットにおいて、売値と買値が同値になることで、チョイスとも呼ばれる。
個人相手のFXでは証券会社は売値と買値に差を出すこと(スプレッド)で儲けを出すために同値になることは無いが、インターバンク市場では稀に同値になることがあります。 |
相対取引 | 取引所の外で、仲介者を経由せずに売り手と買い手が価格・数量・決済方法等を直接合意して取引すること。
大口の株主が株を売買する場合、その価格影響力から証券会社や他の大口と相対取引を実施することがあります。 |
アイ・トラックス・ジャパン | イギリスのマークイット社がライセンスを持ち、日本国内50社の信用リスク(Credit Default Swap, CDS)取引市場の動向を示すインデックス指標。
6カ月毎(3月20日と9月20日)に銘柄更新が行われ、最新のものをオン・ザ・ラン、古いものはまとめてオフ・ザ・ランと呼ばれます。 |
アイランドリバーサル | 株価のチャートにおいて、前日の終値と当日の始値のギャップが大きく開けた後、次の日に再度ギャップをあけて株価が戻ることでチャート上離れ小島のようになること。
相場の転換点となることも多く、重要なシグナルと考えられている。 |
アウト・オブ・ザ・マネー | オプション取引において、権利行使によって損が出る状態のこと。
例えば、株を100円で買うコールオプションを所有している場合、株価90円で行使すると市場で90円で買えるものを100円で買わなければならず損する取引となります。 |
アウトパフォーム | アウトパフォーマンスとも呼ばれる。日経平均やTOPIX等のベンチマークとなる指標に対して、一定期間の収益率が上回っていること。 |
アウトライト取引 | 買い戻しや売り戻しの条件を付けずに、買い、または売りのみをそれぞれ単独で行うこと。
マーケットの方向を予想し売買益を狙うトレーディングはアウトライト取引に該当します。 |
アウトルック | 特定銘柄の信用格付けにおいて、およそ1年から2年先の方向性を評価している指標。
強含みや弱含み、流動的、安定的という表現が用いられる。 |
青空銘柄 | 店頭有価証券または未公開株とも呼ばれ、取引所に売買対象として登録されていれない銘柄です。
青空銘柄については証券会社の営業を禁止しており、投資家からの注文受注のみ対応することが許されている。 |
青天井 | 株価が長期的に上昇し続けること |
アカウンタビリティ | 個人や組織などが自らの行動に対する結果の説明責任。
近年では、重大事件においてステークホルダー(利害関係者)に対する説明責任が世間の注目を集めることが増えてきています。 |
赤三兵 | 諸説ありますが、江戸時代の米相場で生まれた酒田罫線法の中でも代表的な酒田五法のひとつです。
陽線が3本並び、安値と高値が切りあがっている状況を言います。これが出ると強い買いシグナルと考えられます。 |
赤字国債 | 特例国債法に基づいて、政府が国の歳入不足を補うために発行する国債のこと。 |
アキミュレーション | 債券の取得価格が額面を下回り償還日になると償還差益発生するが、その収益を一括計上するのではなく期間按分して簿価を平均的に引き上げていく経理処理のこと。 |
悪材料 | 株価に影響がある要因の中でも、価格下落の要因になる情報のこと。 |
アクチュアリー | ビジネスにおける将来のリスクや不確実性の分析、評価等を行う専門家。
生命保険、損害保険、年金の三分野では古くからアクチュアリーの数理計算が用いられ、近年は金融の領域まで業務領域を広げている。 |
アクティビスト | 物を言う投資家とも呼ばれる。影響力を行使できるだけの株式を確保した上で、投資先の経営に積極的に介入することで企業価値向上を図る投資家のこと。 |
アクティビスト・ファンド | 影響力を行使できるだけの株式を確保した上で、投資先の経営に積極的に介入することで企業価値向上を図る投資ファンドのこと。 |
アクティブ運用 | 日経平均やTOPIX等のベンチマークとなる指標に対して、上回るパフォーマンスを目指した運用のこと。
大きな利益が狙える反面、価格変動リスクや手数料が高い等のデメリットもあるので、良いファンドを見分けるのが重要です。 |
アクティブファンド | 日経平均やTOPIX等のベンチマークとなる指標に対して、上回るパフォーマンスを目指すファンドのこと。 |
アクティブリターン | 超過収益率と呼ばれることもあり、日経平均やTOPIX等のベンチマークとなる指標に対して、上回るリターンのこと。
アクティブ運用の成果と考えられ、投資信託を選ぶ基準の一つとなる。 |
アク抜け | マイナス材料が出尽くしたことで株価下落の要因がなくなること。 |
悪目買い | 多くの投資家が売り注文を出す下落相場の中で、その銘柄を買い付けること。逆張りと呼ばれ、短期的なリバウンドを狙う投資家が好む買い手法です。 |
アクリーション | 債券を額面以下の価格で買うことにより、償還時に額面と取得単価の差で利益を出すこと。 |
アグフレーション | 農作物のインフレーションのこと。
次世代燃料として注目されるバイオ燃料の拡大や、世界人口の増加などで農作物価格の上昇が注目されており、先物市場に投資資金が流れています。 |
上げ足 | 相場が堅調に上昇している状況のこと。 |
足どり | マーケット用語で、過去の相場の値動きを表現する。足どりは、上昇を示す「上げ足」、下落を示す「下げ足」、横ばいを示す「持ち合い」の3つで表現される。 |
アジアインフラ投資銀行 | 中国が主導したアジア域内のインフラ開発・整備を目的に中長期的な経済成長を目的とした国際金融機関。
日本とアメリカが参加するアジア開発銀行と主旨が被るが、別の金融機関である。 |
アジア開発銀行 | 日本やアメリカが参加するアジア・太平洋地域における経済成長を目的とした国際金融機関。
アジアインフラ投資銀行とも友好関係にあり、協調融資などを行いアジア発展に向けて協調している。 |
アジア太平洋経済協力 | APECと略され、アジア太平洋地域の国が結ぶ経済協力の枠組みのこと。 |
アセットアロケーション | 投資対象のリスクを考慮して資産配分すること。
分散投資の前提となる考え方で、リスクとリターンをコントロールすることを重視します。 |
アセットクラス | 投資対象の資産種類・分類のこと。国内株式、海外株式、債券、投資信託、先物商品、REITなど様々なアセットクラスがあります。 |
アセットスワップ | 保有する債券等の金利や通貨を交換するスワップ取引のこと。 |
頭打ち | 上昇相場の勢いが鈍ってきている状態のこと。ただし、本当に相場が天井を付けて頭打ちなのかを見極めるのは難しい判断となる。 |
アット・ザ・マネー | オプション取引において、権利行使による利益がゼロの状態のこと。
つまり、オプションの行使価格が原資産の価格と同値である状態。 |
アップティックルール | 直近の売買が約定した価格を下回る水準での空売りを禁止する規則のこと。米国のSECで1938年に採用されて以来、2007年7月まで実際に米国で採用されていたルールです。 |
アップ率 | 転換社債型新株予約権付社債の転換価格が、発行企業の株式の時価を上回る率のこと。
アップ率が高く設定したハイプレミアム・ハイクーポン債やアップ率ゼロのゼロプレミアム債など、企業の資金調達ニーズにより使い分けられる。 |
アナリスト | 企業、業界分析や経営者へのインタビューをもとに、投資先の企業価値を評価、分析する人のこと。 |
アニュアルレポート | 年次報告書とも呼ばれ、上場企業が年度終わりにステークホルダーに対して、業績の振り返りなどを行うもの。 |
アノマリー | 株式市場において、理論的には説明できない規則性のこと。 |
アフリカ開発銀行 | アフリカ地域の経済発展を目的とした国際開発金融機関です。 |
アベノミクス | 2012年12月に発足した第2次安倍晋三内閣がデフレ脱却に向けて掲げた経済政策のこと。
2012年末以降の好調な株式相場そのものを指す場合もある。 |
甘い | 株価が大きく下落していること。 |
アマゾン恐怖指数 | アマゾンの業務拡大によって業績の悪化が見込まれる米企業で構成されたインデックス指数。
ウォルマートや百貨店最大手・メイシーズ、その他書籍チェーンや事務用品、家具、アパレルなどアメリカの大企業50社以上で構成されている。 |
アメリカンオプション | 権利行使最終日まで、いつでも行使可能なオプションのこと。 |
アモチゼーション | 債券の取得価格が額面を上回り償還日になると償還差損が発生するが、その損失を一括計上するのではなく期間按分して簿価を平均的に引き下げていくく経理処理のこと。 |
あや | 長期的なトレンドには影響ないが、短期的に相場が小さく上下すること。 |
あや押し | 上昇相場で一時的に少し株価が下がること。 |
あや戻し | 下落相場で一時的に少し株価が上がること。 |
歩み値 | 取引された株式の株数や株価を時系列で並べた記録のこと。 |
アルゴリズム取引 | プログラムされたシステムに基づいて自動的に株の売買を繰り返す取引のこと。
近年の相場はボラティリティが上がっている要因の一つに、機関投資家が使う高速のアルゴリズム取引による影響が挙げられます。 |
アンダーウェイト | 資産配分をベンチマーク資産の配分比率よりも少なく設定すること。 |
アンダーパー | 債券の価格が額面価格よりも低い価格のこと。 |
アンダーパフォーム | アンダーパフォーマンスとも呼ばれる。日経平均やTOPIX等のベンチマークとなる指標に対して、一定期間の収益率が下回っていること。 |
アンダーライター | 有価証券の発行者や所有者から第三者へ売却する目的で、その株式引き受ける者のこと。 |
アンダーライティング | 有価証券の発行者や所有者から第三者へ売却する目的で、その株式引き受ける業務のこと。 |
安定株主 | 会社の業績に左右されずに、長期的に株式を保有する株主のこと。
経営者、従業員持株会、取引先との株持ち合い等があります。 |
安定操作取引 | 相場を故意に一定の価格水準に維持する行為です。 |
安定配当 | 企業が株主に出す配当金の水準が安定している状態のこと。
日本では1株当たりの配当額、欧米では配当性向を重視する傾向があります。 |
アンビシャス | 札幌証券取引所の新興企業向け市場。 |
アンワインド | トレード用語で、保有ポジションを解消すること。 |
スポンサードリンク