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証券取引所

初心者が株で儲ける近道は投資理論を学ぶことです!

証券取引所

証券取引所とは、「株式や債券、それらに派生する金融商品などの売買を取り扱う機関」のことです。

 

取引所が運営している売買施設は、「市場」という言い方で表現され、株式市場や債券市場など取り扱う内容に応じた市場を開設して運用しています。

 

日本最大の証券市場である東京証券取引所や世界最大のニューヨーク証券取引所など、世界各国に設置されています。

 

市場という売買の場が提供されることにより、株式、債券の流動性は飛躍するため、証券取引所は金融市場の根幹を担う存在と言えます。

 

基本的に、株式や債券の取引を当事者間で行うのは流動性や管理面の点から難しいため、証券取引所を経由して行います。

 

ただし、証券取引所での取引は、一般の投資家にはオープンにされておらず、会員である証券会社を経由して売買を行います。

 

立会時間は、証券取引所によって異なりますが、東証の場合は土日祝日、12/31〜1/3を除く、全ての日の9:00〜11:30、12:30〜15:00で行われています。

 

日本の証券取引所

  • 日本取引所グループ

東京証券取引所・・・日本取引所グループ傘下、日本最大の証券取引所。一部、二部、マザーズ、JASDAQ、TOKYO PRO Marketから構成される。それぞれ異なった上場基準があり、現物取引市場として国内で最も重要な位置づけにあります。2013年7月16日に大阪証券取引所の現物市場と統合したことで、上場企業数約3500社、取引高約600兆円と世界トップクラスの規模を誇っています。

 

東証一部・・・日本最大のマーケット。日本の主力企業が名を連ねており、日経平均株価やTOPIXなど、インデックス指標の算出に使用されています。上場基準として、株主数2200人、流通株式数2万単位以上、上場株券の35%流通、時価総額250億以上など厳しい条件が課されています。

 

東証二部・・・一部市場のサブマーケットのような位置づけ。企業規模や財務状態などから一部への上場が難しい企業向けに設置されています。上場基準として、株主数800人、流通株式数4000単位以上、流通株式数時価総額10億円以上、上場株券の30%流通、時価総額20億以上などの条件があり、一部と比べるハードルが低く設定されています。

 

マザーズ・・・新興企業向け市場。上場基準として、株主数200人、流通株式数2000単位以上、流通株式数時価総額5億円以上、上場株券の25%流通、時価総額10億以上などの条件で、東証一部二部よりも上場しやすい市場となっています。

 

JASDAQ・・・日本初の新興企業向け市場として、株式会社ジャスダック証券取引所が運営していた法人だったが、その後大阪取引証券所の新興市場と統合し、東証と大証の統合で現在は東証の1つのマーケットとなっています。マザーズと位置づけは同じだが、このような背景で東証は2つの振興向け市場を運営しています。上場基準として、株主数200人、流通株式数時価総額5億円以上、純資産額2億円以上などが挙げられる。

 

TOKYO PRO Market・・・日本で唯一プロの投資家向けに開放されている市場。通常の市場は上場のために厳しい審査があるが、この市場にはそれがなく、東証が指定する指定アドバイザー(主に証券会社)が独自の審査基準で行うという点に特徴があります。

 

大阪取引所・・・日本最大のデリバティブ市場にして、世界で初めて公設された先物取引市場と言われています。もとは大阪証券取引所が前身ですが、東証との統合によりデリバティブ市場のみ大阪取引所として残っている。

 

  • 名古屋証券取引所

日本のマーケットにおける2大市場の一角。トヨタ城下町の名古屋に拠点を置いているため自動車関連企業の多く上場しているが、単独上場している会社はごくわずかになっており、東証にも上場している会社が大半を占めます。

名証一部・・・名古屋証券取引所の主力マーケット。上場基準として、株主数2200人、流通株式数2万単位以上、上場株券の35%流通、時価総額250億以上など東証一部同様の厳しい条件となっています。

 

名証二部・・・一部市場のサブマーケット。上場基準として、株主数300人、流通株式数2000単位以上、上場株券の25%流通、時価総額10億以上などの条件となっています。

 

セントレックス・・・名証の新興企業向け市場。株主数200人、時価総額3億以上などの条件となっており、東証の新興市場よりもややハードルが低めなのが特徴です。

 

  • 福岡証券取引所

九州・沖縄地方の地元企業がメインの取引所となっています。取引の電子化に伴い、今後は東証への統合等も考えられます。

本則市場・・・福岡証券取引所の主力マーケット。上場基準として、株主数300人、流通株式数2000単位以上、上場株券の25%流通、時価総額10億以上などの条件となっています。東証や名証の二部市場と同等の上場基準となっています。

 

Q-Board・・・福証の新興企業向け市場。九州周辺で事業を行う企業が条件となっている点が特徴です。その他条件として、株主数200人、時価総額3億以上あるのは、他の新興企業向け市場と同等です。

 

  • 札幌証券取引所

北海道の地元企業がメインの取引所となっています。取引の電子化に伴い、今後は東証への統合等も考えられます。

本則市場・・・札幌証券取引所の主力マーケット。上場基準として、株主数300人、流通株式数2000単位以上、上場株券の25%流通、時価総額10億以上などの条件となっています。東証や名証の二部市場と同等の上場基準となっています。

 

アンビシャス・・・札証の新興企業向け市場。北海道に関連あることが条件となっているのが特徴です。その他条件として、株主数100人、純資産額1億円以上などが挙げられ、新興企業向け市場は最もハードルが低いです。



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